「わたしの大切なともだち」3巻 袴田めら 

 森永みるくさんと並んで、私の大好きな漫画家、袴田めらさんの最新単行本です。完結です!!

 よく百合漫画家として挙げられていて、まあそんな作品ばっかりなんですが、「わたしの大切なともだち」は青春パワーがより強めな作品で、ラスト近辺は涙浮かべながらの読了となりました(笑)。

 この作品では、百合とかの性別の垣根を越えて、人間の惹かれ合う愛の姿が、袴田めらさん独特のリアクションと台詞回しで、がんがん描かれていきます。
 読者はみんな橘(タチバナ)なんだと思うんですよね。ドジでいつも一歩遅れちゃうエビちゃんはむしろ、憧れなんです。そこを上手くラストの展開に持って行っていて、はたして名作の誕生となりました(笑)。

 「大丈夫」 「おまえには ともだちが あらわれる」
 云われたいなー。

 あと、ラストの後日談おまけ漫画、橘可愛すぎるだろ、JK…

わたしの大切なともだち(3) (アクションコミックス)

わたしの大切なともだち(3) (アクションコミックス)