「響子と父さん」 石黒正数

 「それでも町は廻っている」でおなじみ、石黒正数さんのほんわかコミック。

 いやー、面白かったなー。ちょっとでも創作活動をしたことがある方なら、ここ最近の石黒正数さんの作品を読むと羨望と嫉妬を感じると思います。それぐらい、充実した作品を連発してますね。

 「それでも町は廻っている」も最初は作者のセンスが先行しすぎて一般性が欠ける嫌いがあったんだけど、3,4巻あたりから突如化け出しましたよね−。作者自身もこのバランスなんだと気づいたんだと思います。

 娘の響子は無論、超かわいい。かわいいんだけど、その父さんの幸太郎がその百倍かわいい!!!
 かわいいわぁ、この父さん。。。私は父親がいなかったので、どんな感じかは永遠に分からないかもだけど、これはファンタジーなんでしょうなあ…。

 そうそう、この作品を読む前に同作者の「ネムルバカ」は必ず読んでおいてくださいね。バカな私は最後まで気づきませんでした…。

響子と父さん (リュウコミックス)

響子と父さん (リュウコミックス)